OrbsがdSLTPを発表、DEX向け初の分散型ストップ注文プロトコル

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Orbsは、中央集権的な仲介者に依存せず、DEXユーザー向けにオンチェーンでストップロスおよびテイクプロフィット注文を可能にする分散型システム「dSLTP」を発表しました。

分散型レイヤー3 (L3) ブロックチェーンであるOrbsは、DEX向けとして初の分散型ストップ注文プロトコル「dSLTP」を導入しました。Orbsのインフラ上に構築されたdSLTPは、セキュリティと分散性を損なうことなく、信頼性が高く堅牢で効率的なストップロスおよびテイクプロフィット実行を分散型取引に提供します。

dSLTPは、dLIMITおよびdTWAPと並び、Orbsの高度なトレーディング注文スイートに加わり、CeFiグレードの取引機能でDeFiの可能性を拡張します。

ストップ注文は、戦略的な取引やリスク管理に不可欠なツールです。これらはトレーダーが、ストップロス注文でポートフォリオを守り潜在的な損失を制限し、テイクプロフィット注文で目標到達時に自動的に利益を確定し、常に市場を監視しなくても注文実行を自動化するのに役立ちます。

ストップロス注文は、トークン価格が事前に設定した水準を下回った際に自動で売却を行い、ボラティリティの高い市場で損失を限定するのに役立ちます。ストップロス注文は急変動市場で特に重要で、安心感と保護をもたらします。テイクプロフィット注文は、価格がユーザーの目標利益水準に到達した際に自動的に売却を行います。

ストップロスとテイクプロフィットを組み合わせて使用することで、リスクとリワードのバランスが取れた戦略を構築でき、上昇余地を最大化しつつ下振れリスクをコントロールできます。これまで、このようなツールは主にCEXでのみ利用可能でしたが、dSLTPの登場により、高度な注文自動化がDEX上でも直接利用できるようになります。dStopLossは、あらゆるDEXが簡単に統合・カスタマイズできる専用UIを備えています。

dSLTPは、ストップマーケット注文とストップリミット注文の両方に対応しており、ユーザーは自身のニーズに最適な設定を行うことができます。ストップマーケット注文は、ストップ価格が発動されると必ず注文が実行されることを保証します。

しかし、急激またはボラティリティの高い市場ではスリッページが発生し、約定価格がトリガー価格より大幅に悪化する場合があります。つまり、受け取る出力トークンの量が期待より少なくなる可能性があります。

ストップリミット注文は、指定したリミット価格より悪い価格で約定することを防ぎます。ストップ価格が発動されると、注文はリミット価格以上でのみ実行されます。デメリットとして、市場価格がユーザー設定のリミットを下回ると注文が実行されない場合があります。

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