元SEC高官のジョン・リード・スターク氏が仮想通貨円卓会議で規制改革に反対

3月22日、アメリカ証券取引委員会（SEC）が開催した初の暗号業界円卓会議において、前SECネット執行局長ジョン・リード・スタークはデジタル資産の既存の証券規則を改正することに強く反対した。彼は、1933年および1934年の証券法は暗号資産に対して譲歩する必要はなく、デジタル資産は引き続き証券として扱われるべきだと述べた。「暗号資産を購入する人はコレクターではなく、投資家です。SECの使命は投資家を保護することです。」とスタークは言った。彼は、暗号企業が世界のトップ法律事務所を雇って執行プロセスを遅延させようとしているが、ほぼすべてのケースで敗訴していると指摘した。スタークはまた、iPhoneなどの過去の技術革命と比べて、デジタル資産においては本当の革新を見ていないと主張した。長年にわたり、スタークは暗号業界の強硬な批評家であり、NBAチームダラス・マーベリックスと暗号企業ボイジャーの提携を「ヘロイン製造業者との提携」と表現した。彼は前SEC議長ゲンスラーの「執行型規制」を支持し、暗号業界は法律を遵守しなければならず、法律に道を譲るよう求めるべきではないと主張した。