もう少しで降息以上にヤバいニュースが来る。

FOMC会議では、皆が金利引き下げとドットプロットに注目しているが、本当の核心は無視されている——RMP（準備金管理購入）。米連邦準備制度は毎月400億ドルの短期債を買い入れており、この動きはBTCやETHの支援において、25ベーシスポイントの引き下げよりもはるかに効果的だ。

市場は絶えず揺れている：ビットコインの半減期が経済サイクルとぶつかり、パンデミックによるリズムの乱れでミスマッチが生じている。今、その答えが浮かび上がってきている可能性がある。最後にFRBがリパーチャス（買い戻し）操作を再開したのは2019年のことだが、その時何が起きたか覚えているか？

その秋の「リパーチャス危機」は、今のRMPと本質的に全く同じだ。唯一の違いは？FRBはこれをQEと呼ぶのを頑なに拒否していることだ。でも見てみろ、アヒルみたいな見た目、歩き方もアヒル、その叫び声もアヒル——それはまさにアヒルだ。

2019年9月、オーバーナイトリポジトリレートは一気に10%に跳び、資金不足の状態になった。パウエル議長は当時、毎月600億ドルの短期国債を買うと発表しながら、「これは決してQEではない」と言い張った。馴染みがあるだろう？レシピは変わらず、パッケージだけ変えただけだ。

今回、FRBは「今後30日間で400億ドルの短期債を買う」と言っている理由は、「十分な準備金を維持するため」だ。シナリオは2019とまったく同じ：表面上はインフラ整備を装いながら、実は資金を放出している。

ただし、牛市を叫ぶのはまだ早い。

2019年の教訓は、流動性の伝導には遅れがあるということだ。その年のQ4では、「金利引き下げ停止」のハト派的な声明に対し、市場はリスク回避の反応を示し、年末の利食いも重なって、資産価格が一時的に調整された。

真の爆発はおそらく来年まで待つ必要がある。基礎的な通貨供給が銀行システムに浸透するには時間がかかるし、4月の税収ピークシーズンにTGA口座残高が増えることで、余剰の流動性が高ベータ資産を追いかけ始める。そうなった時、暗号市場は本当の狂乱を迎えるかもしれない。

辛抱強く待て。楽しい時はまだこれからだ。