2024年在家でのマイニングはまだ儲かるのか？私たちが計算してみました

正直に言うと、BTCはもう掘れなくなっている

家庭用パソコンでビットコインを掘る？それはもう過去の話だ。難易度の急上昇とASICマイナーの独占により、個人にはほとんどチャンスがない。でも、それが全て終わったわけではない。他の仮想通貨ならまだ遊べる。

掘れる通貨はこれだ

メインプレイヤー：

• Dogecoin (DOGE) - 時価総額218億、日平均取引量25億+
  元はジョークから始まったが、マスク氏により火がついた。DOGEは毎年新規発行される仕組みで、マイナーにとって魅力的。GPUで掘るのがCPUより圧倒的に速く、マルチプール（例：MultiPool）に参加して収益を上げるのがおすすめ。

• Ethereum Classic (ETC) - 時価総額43.5億、日平均取引量3億
  ETHが2022年にPoSに移行した後、ETHのハッシュパワーはすべてETCに流れた。これが今も生き残る理由。

• Monero (XMR) - 時価総額25億、ASIC耐性を意識した設計
  匿名通貨の古株で、ASIC対策のために特別に設計されている。家庭用PCでも掘りやすい。

• Zcash (ZEC) - 時価総額4.7億、EquihashアルゴリズムはASIC耐性が高い
  2016年に登場し、今も稼働中。GPUでの採掘が現実的。

その他にはRavencoin、Bitcoin Gold、Horizen、Grinなどもあるが、規模は小さめ。

どれくらい稼げるのか？実データを紹介

ハードウェアコスト： GPUは600ドルから2000ドル超まで、重要なのはハッシュレート。

収益モデル（13台の例）：

• AMD RX580 8枚：1日20ドル（電気代前）
• これを5700 XTにアップグレード（電力消費は同じ）：1日26ドル（30%増）
• 1台あたり月電気代は約4ドル

市場の影響は大きい：

• 熊市：13台で月約500ドル（電気代除く）
• 強気市場（牛市）：同じ設備で月最大1万7000ドルも稼げる

見間違いではない、月収差は35倍！これが示すのは、仮想通貨の価格変動が最大の収益要因だということ。電気代は牛市ではほとんど問題にならない。

掘るための実際のコストを理解しよう

1. 電気代の差が激しい - アメリカ平均は16.11セント/kWhだが、アイダホ州は7.99セント、ハワイは43.18セント。ミャンマーは世界最低の電気代。
2. 冷却問題 - 1000Wのマシン13台は、合計13,000Wの電気ヒーターと同じ。自宅で冷却できるか？
3. ハードウェアの減価償却 - GPUの価格変動や寿命の問題。
4. リスク - 仮想通貨価格の下落、難易度の上昇、マイニングプールの倒産など。

それでも挑戦する価値はあるのか？

稼ぐための前提条件： 低電気代の地域、牛市サイクル、適切な通貨選択

電気代が安く、余ったGPUを持っていて、これを主な収入源にしないなら、試してみてもいいだろう。ただし、「クラウドマイニング」に騙されないように。あれはほとんど詐欺だ。

最後に一つだけ： WhatToMineのサイトで各通貨のリアルタイム採掘収益を計算できる。掘る前に必ず計算しておこう。