コロラドの牧師、仮想通貨詐欺を認める：「神がそう命じた」

エリ・レガラド、コロラドのオンライン教会の牧師は、価値のほとんどないトークンであるINDXcoinを用いて自身のコミュニティを騙したことを認めました。スキャンダルは、2022年6月から2023年4月までの間に、300人以上の投資者から320万ドルを「神の富」という約束のもとに集めたことにあります。

興味深い点：レガラドはビデオで直接、自分とパートナーが130万ドルを懐に入れたことを認めました。彼らは何に使ったのでしょうか？審美歯科、ラグジュアリーなバッグ、スノーモービル、家の改装、夢のような休暇などです。

コメディ要素：贅沢に使いながらも、投資者に対して「トークンを売るな」「物質的な富に執着するな」と神のメッセージを送り続けていたのです。なんとも皮肉な話です。

コロラド証券委員会は、彼が自身のコミュニティの信仰と信頼を悪用したとして告発しました。レガラドは、「神がINDXcoinは繁栄をもたらすと啓示した」と主張しましたが、結果は違いました。

このケースは、暗号資産の世界において、信仰だけでは不十分だという厳しい教訓です。何かがあまりにも良すぎる話に聞こえる場合、特に「神の富」を説く牧師からのものであれば、疑ったほうが良いでしょう。