1. 機能概要
自動出金機能では、ユーザーが出金条件を柔軟に設定でき、オンチェーン出金を自動で処理することが可能です。
2. 使い方
1. 機能へのアクセス
Webプラットフォームの出金ページにアクセスします。ページ右上にある自動出金機能から入ることができます。下記の画像をご参照ください。
2. 自動デリゲーションタスクの作成
ご利用にあたってのご注意
1. 現在、アドレス帳で「認証不要」と設定されたアドレスのみ対応しています。ご利用前にアドレス帳で出金アドレスを設定してください。
2. トークンごとに追加できる自動デリゲーションタスクは1つまでです。必要に応じて戦略を調整してください。
3. 一括でタスクを追加することができ、最大10件まで登録可能です。
4. タスク実行時に残高が不足している場合、その出金のみ実行されません。次回スケジュール時に再度残高を確認し、実行が試みられます。
2.1 新規デリゲーションの作成
機能ページに入ったら、[新規デリゲーション] をクリックしてタスクを作成します。
2.2 自動デリゲーションタイプの選択
このページでは、2つのトリガー条件から選択して自動出金を設定できます。設定した条件を満たすと、出金タスクが発動し、選択したトークンとアドレスに対して自動で出金処理が行われます。
用語の説明：
定期実行モード： 特定トークンに対して、指定した期間内に複数回自動で出金する戦略を設定します。
残高チェックモード： 特定トークンの残高が設定額に到達した際、あらかじめ指定した数量の資金を自動で出金します。
トリガー条件： 設定した条件を満たしたときに出金タスクが発動します。
アクションタイプ： 前提条件を満たすと、システムが選択したトークンを対応するアドレスへ自動で出金します。
2.2.1 定期実行モード
トリガー条件:
- 実行頻度：x期間ごとに1回タスクを実行。条件を満たせばタスクが動作します。
- 有効期間：タスクが実行される時間範囲。
- 最大実行回数：有効期間内で自動実行できる最大回数。
アクションタイプ:
- トークン：出金したいトークンを選択します。
- アドレス：選択したトークンに紐づく「認証不要」アドレスを選択します。
- 金額：全額 – トークンの全残高を出金；定額 – 指定した金額を出金（条件を満たした場合のみ出金が実行され、満たさない場合は次回スケジュールで再実行されます）。
例：
2.2.2 残高チェックモード
トリガー条件：
- 残高：トークンの残高が指定額に到達した際。
- 有効期間：タスクが実行される時間範囲。
- 最大実行回数：有効期間内で自動実行できる最大回数。
アクションタイプ：
- トークン：出金したいトークンを選択します。
- アドレス：選択したトークンに紐づく「認証不要」アドレスを選択します。
- 金額：全額 – トークンの全残高を出金；定額 – 指定した金額を出金（条件を満たした場合のみ出金が実行され、満たさない場合は次回スケジュールで再実行されます）。
例：
2.3 作成したデリゲーションの有効化
- デリゲーションタスクには「未開始」「進行中」「終了」の3つのステータスがあります。
- 新規デリゲーションタスク作成後、有効化をクリックしてください。設定に基づきタスクが自動で稼働します。タスクのステータス更新や出金注文確定時には、システムからメール通知が送信されます。
2.4 デリゲーション情報の確認
2.4.1 操作履歴
各デリゲーションタスクの追加・削除・修正履歴を確認できます。
2.4.2 ログ
個別の自動デリゲーションタスクの実行ログを確認でき、各出金のステータスを把握できます。もし出金がリスクコントロールや制限により引っかかった場合、該当の自動デリゲーションタスクは自動で停止します。
3. 本機能利用時のその他注意事項
デリゲーションタスクの編集：アドレスなどの情報を編集する場合、編集時にセキュリティ認証が必要です。
デリゲーションタスクの注文：実行された出金注文の記録は出金注文リストで確認できます。
タスクのメール通知：タスク関連および注文関連のメール通知が含まれます。本機能ご利用時は、ニーズに応じて適時処理できるようメールを定期的にご確認ください。
