Gate.io AMA with 「Project Galaxy」 - Web3クレデンシャルでインパクトのある体験を。

日時：2022年8月24日13時00分(UTC)

Gate.ioは「Gate.io Exchange Community」において、「Project Galaxy」コミュニティマネージャーDarren GohとAMA(Ask-Me-Anything)セッションを開催しました。

公式サイト： https://Galaxy.eco/
Twitter：https://twitter.com/ProjectGalaxyHQ
DiscordとTelegramで「Project Galaxy」をフォローしてください。

ゲスト

Darren Goh - 「Project Galaxy」コミュニティマネージャー

Gate.ioからの質問

Q1：Galaxyのミッションは何か教えてください。また、どのような問題を解決しようとしているのでしょうか？

「Project Galaxy」は、開発者や組織がNFTやデジタルクレデンシャルデータを活用して、Web3でより良い商品やコミュニティを構築できるように支援するものです。

「Project Galaxy」は、Web3のGoogle、Facebook広告のように運用されています。 「Project Galaxy」は、プロジェクトがオンチェーンデータを読み、キュレーションして、ターゲットオーディエンスを決定するためのツールを提供します。

現在、Web3環境におけるデータは、各プロジェクトが利用するために分離されています。これに対し、Web2環境では、データに容易にアクセスできます。

そこで、「Project Galaxy」は、Web2とWeb3エコシステムの両方で認証情報を共有し、架け橋となることを目指しています。

Q2：「クレデンシャルデータネットワーク」の意味について、詳しく教えてください。また、なぜ重要なのでしょうか？

ダレン：クレデンシャルは、私たちの日常生活の中で生きています。オンチェーン・クレデンシャルの例としては、「あなたがAaveとCompoundからお金を借りたが、清算されなかった」という記録が挙げられます。プロトコルの流動性プールへの貢献度や、オンチェーンでの投票履歴も、すべてクレデンシャルです。Web2での行動データはすべてクレデンシャルにカウントされ、GoogleやFacebookなどの企業はクレデンシャルに基づいてアルゴリズムを実行し、ターゲット広告を送ることができます。

クレデンシャルは、高いユースケースを提供するために重要です。アプリケーションは、クレジットスコアを計算したり、ターゲットオーディエンスを見つけたり、コミュニティの貢献者に報酬を与えたりするために、あなたのクレデンシャルを使用できます。Web3とDAOの進歩により、新しいユーザーの波によって生成される行動データが爆発的に増えるでしょう。これは、これらの新しいユーザーが最も重要なデジタルクレデンシャルを構築するのに必要なインフラを提供することになります。

現在、クレデンシャルデータは、アプリケーション、政府機関、金融・信用機関などによって所有され、許可された閉鎖的なデータベースに分離されています。そのため、データを所有すべき個人や、それを必要とするアプリケーションに対して、データは開示されず、分断された状況になっています。

「Project Galaxy」は、オープンで協調的なクレデンシャルデータネットワークを使用して、この問題を解決することを目的としています。そして、Web3の開発者がクレデンシャルデータを活用して、より良い商品やより魅力的なコミュニティを構築できるようにします。

Gate.ioコミュニティからのライブQ&A

Q1：プロジェクトの開発にコミュニティをどのように参加させたのですか？　また、グローバルに成長するために、どのように強力なコミュニティを構築したのですか？

ダレン：私たちは非常にコミュニティ中心主義をとっており、それを非常に誇りに思っています。

私たちのコミュニティチームのメンバーは、常に関わり、彼らのニーズを理解するよう心がけています。

商品やキャンペーンは、ほとんど彼らのフィードバックによって作られているのです。

現在、私たちは400K以上のTwitterフォロワーと250K以上のDiscordメンバーを持っています。

コミュニティに参加する - http://link3.to/gal

「Project Galaxy」は、常に未来と次なるものを見据えています。だから、2022年第2四半期に、私たちは次のことを実現しました。

1 ) GALトークン保有者が統治するGalaxy DAOの立ち上げ
2 ) Discord AMA参加者のクレデンシャルを自動作成するDiscordボット
3 )キャンペーン Geofencing機能
4 ) ギャラクシーサイトのUIアップグレード

一方で、次のような取り組みを行いました。

Q3 2022
アプリケーションモジュールダッシュボードV2発売
クレデンシャル・オラクル発売
クレデンシャルデータタグシステム発売

Q4 2022
パーミッションレスのクレデンシャルとキャンペーン作成
プライベートクレデンシャルデータ対応
Snapshot.org OATキャンペーンプラグイン

Q1 2023
クレデンシャル・キュレーション・システムを搭載した「Galaxy Credential Network V2」の発売を開始

現在、600以上のプロトコルや組織が「Project Galaxy」のクレデンシャルデータネットワークとアプリケーションモジュールを通じて、繁栄しています。

「Project Galaxy」は、合計で3300以上のマーケティングキャンペーンやロイヤリティプログラムを立ち上げています。そして、毎月1,000,000以上のクレデンシャルベースのNFTが鋳造されています。

Galaxy IDは「Galaxy Credentials」を活用し、あなたのWeb3版LinkedInとして機能します。Galaxy IDは、Web3におけるマルチチェーン/マルチウォレットのIDとして機能し、ユーザーのクレデンシャルを収集し、その功績や貢献の歴史を紹介することができます。これにより、Web3の世界での活動や実績をより広く知らしめることができます。

現在、Galaxy IDに登録されているブロックチェーンウォレットユーザーは400万人以上です。

Q2： トークン保有者は、他のプロジェクトの運営に参加する権利があるのでしょうか？　また、プロジェクトに関する新たな決定に対して、投票することはできるのでしょうか？

ダレン：もちろん、前述の通り、Q2で最初のDAO投票を開始しました。「ビューティフル・クエスチョン!」

アプリケーションモジュール、Credential API、Credential Oracleから発生する収益は、流通市場から$GALトークンを買い戻すために使用される予定です。推定総収益は＄年間100mmです。そして、ステーキングメカニズムにより、毎月さらに1％の流通トークン供給がロックされます。

「Project Galaxy」のクレデンシャルデータインフラは、Web3 MarTechの基礎となるものです。Web3の商品やコミュニティが「Project Galaxy」をマーケティングチャネルの1つとして利用することが標準になりつつあります。現在のMarTechの市場規模は＄3,448億、年間成長率は5.33%です。

「Project Galaxy」は、2030年までに市場シェアの30%〜40％を獲得すると推定されています。「Project Galaxy」のクレデンシャルデータインフラは、Web3クレジット市場の基礎となる。現在の市場規模は＄2,634億7,000万で、年間成長率は8.5%です。「Project Galaxy」は、2030年までに市場シェアの20%〜40%を獲得すると推定されています。

「Project Galaxy」は、ユーザー行動データのオラクルを提供するものです。これは、チェーンリンクのように価格フィードデータを提供するオラクルと比較して、はるかに大きな市場をターゲットにしています。チェーンリンクの価格は現在、＄110億です。

我々は、完全なパーミッション・レスを実現し、ユーザーを保護するために品質管理のための基準を設定しています。現在、品質プロジェクトと協力して基準を設定し、どのようなユースケースを提供できるかを紹介するために、日々努力しています。

また、UXをできるだけ簡単に体験できるようにするために、チームも努力しています。

著者：Gate.io研究者　Rio Fu.
翻訳者：AkihitoY.

免責事項：

• この記事は研究者の意見を表すものであり、取引に関するアドバイスを構成するものではありません。
  本記事の内容はオリジナルであり、著作権はGate.ioに帰属します。転載が必要な場合は、作者と出典を明記してください。そうでない場合は法的責任を負います。